セックスレスで一度ねじれた関係は修復できるの？その究極の解決方法
セックスレスは元に戻るのか？
『あなたがしてくれなくても』という漫画があります。
ご存じですか？
配偶者とのセックスレスに悩む男女を描いている漫画で、『漫画アクション』（双葉社）にて2017年13月号から連載。
あらすじは以下の通り
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主人公・吉野みちは、2年にわたり、夫・陽一とセックスレス状態。
ある日、会社の同僚の出産退職に触発されたみちは、陽一と性交の約束をするが、陽一はその約束を反故にする。落ち込むみちを見かねた先輩社員・新名誠は、彼女を飲みに誘う。その席で、みちと誠は互いにセックスレスに陥っていることを知り、以降、2人はセックスレスについて話し合う間柄になる。
その後もみちはセックスレスを解消すべく努力するが、陽一は妻の求めに応えられず、夫婦の間に隙間風が吹き始める。陽一は遅くまで会社に残るようになり、ある夜、同僚の女性と一夜の過ちを犯す。
その後ろめたさから陽一はみちと性交におよぶが、みちは夫の心が自分から離れているように感じる。
一方、誠は妻・楓と結婚記念日にディナーをする約束をするが、記念日当日に反故にされる。妻に愛されていないと感じた誠はみちに告白し、社員旅行に乗じてみちと一線を越えようとするが、寸前でみちが夫のことを思い出し、性交は未遂に終わる。一連の出来事を踏まえて、2人は伴侶と改めて向き合うことを決意する。
みちの心が陽一と誠の間で揺れ動いていたころ、陽一はみちの言動に不信感を覚えていたが、その理由を自身の不貞行為がばれたのではないかと推測し、関係修復のため妻との関わりを増やすようになる。
しかし、みちとの性交は失敗に終わる。みちは自分がセックスレスを解消しようとしたことで夫を精神的に追い詰めていたと知り、ショックを受ける。
一方、誠は楓に対し、これまで彼女を慮って言わずにいた不満を伝える。楓は仕事を優先するあまり夫を省みていなかったと気づき、それまで夫に任せっきりだった家事に取り組むなど、夫との時間を増やすようになるが、既に誠の心はみちに傾いていた。
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という内容で、生々しいセックスレスの状況が描かれている漫画です。
いま、この手の漫画が流行っています（苦笑）
興味があったら、「試し読み」できるので、クリックしてみてください。
（ちょうど旅館で〇〇〇するところです、笑↓）
セックスレスの割合は、どのくらい？
友人のA氏は、「僕は女性と無料で毎日セックスできるから、結婚するんだ！」（笑）と、人に言ってしまうくらい性欲の強い男性で、若い頃には１日８回ほど抜いていたそうです（笑）
そんな彼がもしセックスレスになったら、どうなっていたんだろうと思いましたが、日本でセックスレスがどのくらいいるのか？気になりますよね。
いろんな統計がありますけど、Domaniさんが、30~45歳の日本全国のワーキングマザー110名を対象にした結果によると、
・ほとんどない…47.1％
・年に数回………14.3％
・月に1回程度… 21.8％
・週に1回…………8.4％
・週に数回程度… 7.6％
・毎日…………… 0.8%
つまり、半数の既婚者のセックスしていないということです。
あと、相模ゴムさんの調査では、以下のような気になる結果もありました。（以下の出典は、相模ゴムさんより）
既婚者の55.2％、交際中では29％が「セックスレスだと思う」と回答しています。
特に40～50代男性の6割の方がセックスレスだと思っています。
やっぱり、半数以上ですね。
セックスレスの理由をさらに深堀りした調査が以下の通りです。
ここから分かることは、女性は30代になると半数がセックスをしたくなく、40代以降になると急激にセックスをしたくなくなるようです。大きな転機が出産、子育てだと思いますが、長年、同じ夫と生活していることにトキメキがなくなることも影響しているのかもしれません。
当サイトを見ても分かると思いますが、40代以上の男性の投稿が多く、女性の投稿は少ないです。
また、上図のアンケート結果からも分かる通り、例えばセックスしたい割合で言うとが40代男性が83％に対して、女性はたったの38％。
この中からネットで恋愛相談とかしたいって思う女性が3割くらいしかいないとすると、38％の3割＝11人ほどということで、ネットとかにメッセージに書く人は、ほとんどいない状態。
一方、男性の方はかなり積極的にネット等を活用してコミュニケーションを取ろうとしているので、「需要と供給」の関係で、少数の女性の投稿に対して、多数の男性がメッセージを送る状態になっています。
ですので、男性の方は、なかなか女性からの連絡がないという状況が発生しています。
つまり、コミュニケーションパートナーを見つけるための競争率が高いということですね。
女性がセックスをしたくない理由
以下のような理由があるそうです。
・忙しいからしたくない
・夫が嫌いだから
・セックスはめんどくさい
・単純に、したくない。もう何年もしたいという気持ちが起らない
・私が一度イヤだと言ったら、それからまったく求められることもなくなりました
・妊娠を機になくなった
・妊娠したとき、いっときしなかったら、特になくてもいいような気がしてきました
・気持ちよくないから、自然消滅しました
・なに考えてるかわからないし、会話もほとんどなくなりました
・お互い何をしてほしいか、何を求めてるか、言葉にすることがなくなった気がします。
・子どもの教育で意見が別れてからというもの、ずっと不仲。
・妊娠中に夫の体臭に耐えられなくなり、それ依頼、無理
・夫婦仲はよいが、就寝時間が異なるため
・異性としてセックスアピールを感じません。きっと夫も私をそう思っているのでしょうが
・年齢的に無理
・いつもお酒を飲んで帰って来るか、家で飲んでるか。寝る時間にはいつも酔っているから、その気が起きない
ということで、まとめると全体的「気持ち的な部分」が多い印象です。
セックスレスから夫婦関係を戻せるの？
いったんレス状態になってしまったら、もう夫婦の関係は戻らないのでしょうか？
「セックスレスになって半年以内ならまだ復活できるでしょうか？」「3年経ってしまったので、もう復活できないでしょうか？」など「セックスレスの期間」にフォーカスする人が多いみたいですが、単純に期間だけで解決にかかる時間を切り取ることはできないと思います。
修復が可能かどうかは、セックスレスの原因となっている
・心理的要因
・肉体的要因
を取り除くきっかけがあるかどうかで変わってきます。
夫婦仲相談所では10年以上のセックスレスを解消したカップルの事例も少なくありませんが、それは根っこの部分で仲が良い、スキンシップはある、コミュニケーションが取れている、これらが前提になります。
たとえば、夫婦喧嘩から派生した意地の張り合いなどからセックスの拒否につながったのなら、早く謝って仲直りをした方が、レスのスピーディーな解決につながります。
あるいは糖尿病などの原因でEDになり、それがレスの原因だったとしたら、治療に数年かけて取り組むことで次第に糖尿病が快方に向かい、EDが解消されレスも解消される、ということもあるかもしれませんが、EDでレスになっても、スキンシップやコミュニケーションがあれば。大丈夫でしょう。
セックスレスが戻せるかどうかの最大のポイント
結論から言います。
１．「スキンシップ」
２．「相手に対する思いやり」
の有無です。
ここで言う「スキンシップ」とは、エッチやセックスのことではなく、「キス」「手つなぎ」「マッサージ」など、夫婦生活の中で、肌と肌の触れ合いがあるかどうかです。
さらに言うと、お互いが相手に対して
「好き」とか「尊敬」とか「感謝」という気持ち、
ひっくるめて言うと「思いやり」があるかどうかにかかっています。
そもそも、そうゆう気持ちがあれば、一時的にケンカしてセックスレスになることはあっても、半年とか１年とかのセックスレスにはならないでしょう、笑。少なくともスキンシップは維持できるはずです。
上記統計からも分かる通り、多くのケースでは、男性よりも女性の気持ちが減退してセックスレスになっていると思います。
女性の気持ちが減退する理由は、
・出産を機に夫が家族になってしまった（トキメキがなくなった）
・婦人系の病気によって性交したくない
・更年期やホルモンの関係（生物学的に女性の方が性欲が衰えやすい）
なんですが、思いやりのある女性ですと、男性の状況を理解して、男性の求めに応じてくれる方もいます。
ただ、身体的な問題で意欲は落ちているので、人によっては男性の欲求に応えることに辛い思いをしている人がいるのも事実です。
エッチが苦痛になってくると、そのうちセックスレスになっていきます。
あと気持ちの問題で性的な意欲が落ちている場合は、かなり回復が難しいです。
結婚当初は、恋愛ホルモンがドバっと出ていたので、気の迷いで結婚するわけですが、
結婚して２年も経つと、愛情ホルモンであるオキシトシンが無くなり、ほとんどのケースでは、トキメキが無くなってしまうんです。
トキメキが無くったとしても、パートナーとの相性が良ければ、優しさや相手を思いやる気持ち残るので、そのような夫婦は、いつまでも仲良く、セックスレスにもならずに、添い遂げることができるんだと思います。
セックスレスが戻せない場合の対応方法
セックス以外にパートナーを評価できるようなことがある場合、セックスレスが理由で離婚するまでには至りません。
子供のことや両親、会社などの周辺環境に与える状況も全て加味すると、性的なところはダマシダマシ生活していても、支障がないからです。
ですので、「パートナーとは仲が良いけど、セックスだけの関係で不倫したい」という男性や女性も出てくるわけです。（圧倒的に男性の方が多いですが・・・）
しかし、パートナーがDVだったり、家事をしない、浪費家だったりすると、一緒に生活したくなくなります。
あと最大のポイントは「愛情」が感じられるかどうかです。
口に出して、愛情や好きという表現をしてくれる相手であれば、愛情を感じながら過ごせますし、愛おしく思うでしょう。
愛情があれば、セックスレスにはなりにくいと思います。
逆に、愛情がない、愛情が失わてしまったパートナーと一緒に生活している意味はありません。
単に苦痛なだけです。
人生の時間は限られているので、そのような場合は、早くお別れして、第二の人生を歩んだ方が良いでしょう。
参考として、以下の話題を書いておきます。
看護師が語った、死の直前に誰もが口にする「後悔のことば」
・もっと自分らしく生きればよかった
・あんなにガムシャラに働かなくてもよかった
・言いたいことははっきりと言えばよかった
・もっと友達と連絡をとればよかった
・もっとやりたいことに挑戦すればよかった
・もっと自分の幸せを追求すればよかった
毎日惰性で生活せずに、「自分の幸せ」って何だろうって、考えてみてください。
失敗はやり直せますが、やらない後悔は軌道修正できないですし、歳を取ってから「もっとはやくからこうしておけばよかった」と思いながら、高齢者になってしまうと、その年齢ではどうにもできないといったことになります。
「後悔先に立たず」とはよく使われる言葉ですが、まだまだ「転ばぬ先の杖」が効く年代のうちに、行動することが大事です。
結婚って、学校で習いませんし、誰も教えてくれないことが多いので、やってみないと何が失敗だったのか、おそらく半数以上の人が気づいていないと思います。失敗して、自分にとってベストな相手が、どのような人だったのか気づくこともできます。
失敗だと思えば、やり直せば良いんです。
セックスレス、究極の解決方法とは？
ということで、セックスレスが戻せない場合の解決方法というか、対応についての選択肢を書くと
１．我慢する（AVや風俗などで発散）
２．現状の維持のまま、同じ想いのパートナーを探して、気持ちを中和する
３．離婚して、新しいパートナーを探す
この３つになります。
究極的、根本的に解決するならば、３です。
新しいパートナーとの生活は、きっと楽しいと思います。
どの選択肢がベストなのかは人によりますが、「自分にとって何が幸せなのか？」は、じっくり考えてみてください。面白かったらぜひとも応援クリックをお願いします→ブログランキング