コロナ禍で「デイユース不倫」がお盛んだが…テレワーク打ち切りで終焉か
マスク、アルコール消毒、アクリル板──コロナ禍でさまざまな新習慣が生まれたが、不倫事情もコロナ前とは変化しているという。
これまでとの相違点は2つあるそうです。
「まず特定の相手としか密会しない人が増えた点。さらに、これまで仕事帰りに飲んだ後、ラブホテルに行くという夜型から昼型に変わった点です」
ステイホームや感染リスクを鑑みて不倫自体が減っているかと思いきや、浮気する側、される側からの相談件数は逆に増えているとのこと。
顕著なのがリモートワークを利用したパターンだ。
「家で毎日、日中から顔を合わせたくないという夫婦は少なくありません。会社のサテライトオフィスや図書館のほか、友人とランチやお茶に出掛けるといって、朝昼に家を出て不倫相手と密会し、夕方戻ってくるのは決して不自然ではないため、以前に比べて不倫がバレにくくなっています」
その際にうってつけなのが、高級ホテルやビジネスホテルの「デイユースプラン」だ。
週1回ほど不倫相手との密会に利用するという30代の会社員、直人さん(仮名)の場合、利用者が激減したホテルが提供している格安リモートワークプラン一択だという。
→ ツッコミポイント:「直人さん」をどうやって見つけたのでしょうか(笑)
「居心地や雰囲気がいいうえ、朝昼から夕方までのプランが3000~4000円で利用できるところもあります。
ラブホは出入りの瞬間が気まずいので使わなくなりました。
会社からリモート手当が月2万円出るうえ、会社とのやりとり自体が少なく、パソコンをずっと開けておく必要もないので、この1年でヘビーユーザーになりました。
当然、まったく仕事にはなりませんが」と笑う。
同じことを考える人も多いようで、「いつだか夕方ごろ部屋を出た時、カップルに出くわして気まずい思いをしました」と直人さん。
そのため、なるべく部屋数の多いホテルを選ぶようにしているという。
専門家は「コロナで大っぴらに飲みや遊びに行きづらい状況に退屈を感じている人が少なくなく、デイユース不倫がいい刺激になっているといいます。不倫相手はあくまでセックスフレンドで、妻や夫と離婚を考えていないケースが多いようです」と言っています。
しかし緊急事態宣言もまん防も解除された今、リモートワーク打ち切りを宣言する企業も出てきている。
新規感染者数の減少で観光が再び息を吹き返せば、ホテル利用者数は回復。
格安デイユースプランも終焉を迎えるだろう。
この状態が続いてほしいと訴える直人さんだが、果たして……。
デイユースプラン
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